こんにちは、サラリーマンボディビルダーのDOKIOです。
仕事をしながらボディビルをしており、社会人とボディビルを両立するための情報を発信しています。この記事では自宅で筋トレする際の必須アイテムである可変式ダンベルのおすすめ商品と比較のポイントを紹介します。
ダンベル+ベンチで宅トレ環境を作りたいけどダンベルの種類がいっぱいあってどれを買っていいか分からない…
ダンベルには色々種類があるけど、比較のポイントを抑えて自宅でのトレーニングに最適なものを紹介していくよ!
自宅でトレーニングを始めるのであれば、まずはダンベルとベンチから始めるのが最適です。ただし、ダンベルは色々と種類があり使ったことがないと比較のポイントが分からず選べないと思います。
この記事では自宅でトレーニングを始めて筋肉を本格的に鍛えたい人向けにおすすめのダンベルを紹介します。
まずはダンベルの種類とどの程度の重さが必要かを理解し、そのうえで私の経験も交えて日々のトレーニングを快適にするダンベルを選んでいきます。
可変式ダンベルのメリット
ダンベルには重量固定式と可変式の2種類があります。固定式は皆さんがイメージするジムなどにおいてあるダンベルで、一つのダンベル一つの重量です。
可変式は名前の通り重量を変えることが出来るダンベルです。アジャスタブルダンベルとも呼ばれますが、ウェイトを取り替えたりダイヤルによる調節でダンベルの重さを調節することが出来ます。
可変式の最大のメリットは1セットのダンベルで幅広い荷重に対応できるところです。筋肉を大きくするには負荷を上げていく必要がありますし、メニューによって重さは変わるため、固定式で対応しようとすればそれこそジムのようなラックと数が必要になってきます。
可変式であれば1セットのダンベルでかなり広い範囲のトレーニングをカバーできるため自宅に置くのであれば実質可変式一択です。
デメリットとしては固定と違い毎回重量を目的の重さに調整する必要がありますが、後述の可変式のタイプによって解決することが可能です。恐らく結果的には重さの違う固定式ダンベルを準備しておくより早く取り替え可能です。
家トレをするのであれば可変式のダンベルはほとんどメリットしかないよ!
40kgを選ぶべき理由
色々重さがあるけど、どれくらいの重量が必要か分からないよ…
可変式のダンベルには5kg~40kg超と数多くの重さの種類があります。どれを買っていいか迷うかもしれませんが結論から言うと40kgがおすすめです。
トレーニングの目的にもよりますが、ベンチと一緒に買って真面目に筋トレをして筋肉を大きくしていきたい、コンテストを目指したいという人は40kgを買うべきでしょう。
理由として一点目は40kgあればほとんどのトレーニーの要望に応えることが出来るからです。
例えばダンベルプレスを行う場合片側40kgを10rep出来るということは、バーベルベンチプレス1RM 120kg相当になります。よくわからない人もいるかもしれませんがほとんどのトレーニーはこのレベルで十分という重量です。
24kgを選択した場合10rep換算で1RM 70kg相当となるため、そのうち物足りなくなるでしょう。可変式のため軽い重量にも対応できるのでわざわざ軽いものを選ぶ必要はありません。
そのうち40kgが欲しくなることは必須なため初めから40kgを買いましょう。
理由の二点目として、重量によってそれほどサイズは変わらないという点です。もちろん多少は違いますが可変式ダンブルはそもそもコンパクトなものが多いため、40kgも24kgも重量差ほど違いは気になりません。
私も40kgのアジャスタブルダンベルを持っていますがスペース的にも部屋の隅っこにちょこんとあるだけで気になりませんし、ダンベルの重量としてもこれで十分かなという感じです。
比較のポイント
可変式のダンベルを選ぶときにこれだけは確認する必要がある重要なポイントとかはあるのか?
可変式ダンベルには色々な種類があるけど、使い方を考えたときに重要なポイントがあるよ!
オン・ザ・ニーできる
ダンベルでトレーニングをするときに必須のテクニックが”オン・ザ・ニー”です。これはベンチで座って行う種目を扱うときに一度ダンベルを膝の上にのせてからスタートポジションに持っていくテクニックです。
ある程度重量があるダンベルを使う場合は直接ダンベルをスタートポジションに持っていくことは出来ません。
イメージしてください、40kgのダンベルをベンチに寝転がった状態から持ち上げてダンベルプレスのスタートポジションに持っていくことが出来ますか?絶対むりでしょう。これが出来る人は40kgのダンベルプレスなんてやらないと思います。
また、家でトレーニングする際にはダンベルをドロップ(=床に落とす)すると床が傷みます。この時もオン・ザ・ニーして戻ってくることになるため、家を守るためにも必須です。
このオン・ザ・ニーをするためにはダンベルの端が平らである必要があります。シャフトが飛び出したり、端に段差のないものを選んでください。
ウェイトの変更が素早くできる
ウェイトの変更を素早く交換できることはとても大切なことです。素早い交換はスーパーセットなど時短テクニックを使う際にかなり重要なポイントになってきます。
スーパーセットとは違う筋群のトレーニングを組み合わせて連続で行う手法で、これによりトレーニング時間を2/3程度に短縮することが可能です。この時に交換が手間だと日々のトレーニングが面倒になってしまいます。
スーパーセットは器具の占有を防止するために禁止されているジムも多いですが、自宅ではやりたい放題なので宅トレの大きなメリットのうちの一つです。
また、同じ種目でもアップからメインセットまで重量を上げていくときにいちいち手間がかかるようではやはりトレーニングが面倒になってしまいますし、無駄に時間がかかってしまいます。
トレーニング時間の最適化のためにもウェイトの交換が素早くできる物が良いでしょう。
ダイヤル式
ダイヤル式のダンベルはダンベルについているダイヤルを回すことで重量を変えることが出来るタイプです。
基本的な構造としてはラックの上に数種類のウェイトが設置されており、ダンベルのバーについているダイヤルを回すことで狙いの重量になるよう必要なウェイトがバーについてくる構造です。
特徴としてはウェイトの変更が素早くできる、オンザニーできる形状であるという点でしょう。デメリットとしては比較的値段が高くなるという点です。
ボウフレックス型
サイズ | 50×20×20cm | タイプ | ダイヤル式 |
重量 | 5kg~40kg | 重量段階 | 17段階 |
ボウフレックス型はダンベルの左右の両端にダイヤルが付いており、このダイヤルを目的の重量に回して合わせることで重量を変更します。
ダイヤル式の中では安価であるという点とシンプルな構造が特徴です。ボウフレックス型はウェイトによらずシャフトの長さが一定であるため5kgでも40kgでも同じ長さになり5kgの時にちょっと長いかなというのが気になります。
インクラインカールなどをやる際に長すぎてちょっとベンチに干渉する可能性もありますが、トータルとして使い心地としては問題ないです。
ボウフレックス型には名前の通りボウフレックス正規品というものがありますがめちゃくちゃ高いので買わない方がいいです。
現在ボウフレックス型で流通しているのはMRG、MOJEER、TOP FILMがありますが、ものとしてはほとんど同じなので気にせず買うときに最も安いものを買ってください。
買うときの注意点として、2本セットと1本だけのものがあったりするので必ず2本セットであることを確認してください。また24kgのものと紛らわしかったりするので注意して下し。
40kg2本セットのものは大体30,000円前後だと思いますので、購入金額があまりにも安かったときなどは再確認して下さい。
プロバーベル
サイズ | 44×19.3×19.3cm | タイプ | ダイヤル式 |
重量 | 4kg~41.5kg | 重量段階 | 26段階 |
プロバーベルはジャンル的にはダイヤル式としていますが、重量の変更方法はシャフトを台座に乗せて回すという方法です。
ダンベルを持ったまま片手で重量変更が出来るのが特徴で最も手間がかからないタイプです。同様のタイプでNUO BELL(旧FLEX BELL)というものもありますが、重量が36kgまでしかないという点でこの記事では紹介していません。
また素晴らしいのが重量を変えたときにダンベルの長さも短くなるという点です。ボウフレックス型は軽い重量の時にやや邪魔くさい長さになってしまいますが、プロバーベルは軽い重量の時に長さが短くなります。
ダンベルの端が完全に平らになっておりオンザニーがしやすいという点もポイントが高いです。
ここまで書くと完璧なプロバーベルですが、唯一の悩みどころは結構値段が高いという点です。2本セットで80,000円程度しますのでお財布と相談ですね。
ただ機能面ではかなり充実しておりこれが高いか安いかは個人の価値観です。人によっては値段分の価値を感じられるでしょう。
ブロック式
ブロック式は名前の通りブロックを重ねたような形状の可変式ダンベルであり、ピンを抜き差しして重量を調節します。
構造としてはマトリョーシカのようにウェイトのブロックを重ねて、必要な重量の分だけピンで固定して重量を調節するという方式です。
特徴としてはオンザニーしやすい形であるという点と、比較的簡単にウェイトを交換できるという点です。ただダイヤル式に比べるとやや面倒です。
形状が四角い形をしているので転がりにくいというのはメリットだと思います。また、転がらないのを生かしてプッシュアップバーみたいな使い方も出来ます。
私が触った感想として、ややブロックの重心が中心にない感じがしてバランスが悪い感じがしました。軽い重量ではあまり気になりませんが、ある程度の重量になると重心が中心に来ない感じに少し違和感がある人もいるかもしれません。
TOP FILM ブロックダンベル
サイズ | 42×16.5×16.5cm | タイプ | ピン式 |
重量 | 2.3kg~41kg | 重量段階 | 27段階 |
TOP FILMのブロックダンベルの特徴は何といっても省スペースです。台座がなく、使わないウェイトはブロックの塊のまま置かれているだけのため場所を取りません。
長さも比較的短く、形状もオンザニーしやすいので使い勝手としては悪くないでしょう。ただし、上述の通りちょっとバランスが私の好みではないです。
ピン式のブロックダンベルはパワーブロックと呼ばれる大手メーカーの商品がありますがこちらもめちゃ高いです。
他にも様々なメーカーで出ていますがTOP FILMが値段的にリーズナブルなのでおすすめです。
カラー式
カラー式はバーベルのようにシャフトがあってシャフトにウェイトを取り付けてカラーで固定するというタイプです。
一応商品を乗せておきますが、全くお勧めしません。こういうものがあるということだけ知っておいて下さい。ダイヤル式やブロック式の良さを理解するためにカラー式というものがあるということをあなたに知ってもらうためだけに紹介しています。
まず、ウェイトを取り外してつけるという一連の動作が非常に面倒です。
実何も知らず初めてダンベルを買ったときカラー式を買いました(20kg程度のもの)が、使い勝手が悪すぎて捨てました。最後はちょっとデカい文鎮になっていました。
なにせウェイトの交換が面倒であるという点と、シャフトが邪魔でオンザニーできない、使わないウェイトが邪魔でしょうがないなど不満を上げればきりがないです。
そして何より別に安くないのです。ということで私にはメリットを見出せません。
ものによってはバーベルとウェイトを共有するというタイプもありますが、別に買った方が良いでしょう。
IROTEC(アイロテック) アイアン ダンベル 42.5KG
サイズ | ? | タイプ | カラー式 |
重量 | 2.5kg~42.5kg | 重量段階 | 5段階 |
決してアイロテックさんを批判する意図はなく、カラー式ダンベルの例として紹介しています。
私自身アイロテックのマルチファンクションラックを導入しているのでアイロテックファンではあるもののダンベルを買うなら、他の可変式が良いでしょう。
結論
色々タイプがあって、比較のポイントも分かったけど結局何を買えばいいの?
私の経験から以下の二つがおすすめだよ
①ボウフレックス型・②プロバーベル
やはり最大のポイントはウェイトの変更かかる手間が楽という点でこの二つがおすすめす。長い間トレーニング中のパートナーとして付き合うにあたり、毎回のちょっとしたストレスは積み重なって大きなストレスになります。恋人と同じですね。
話がそれましたがダイヤル式は本当にウェイト変更が楽です。特にプロバーベルのシャフトのグリップを回して変更するタイプはめちゃくちゃ快適です。
ただしちょっと値段がお高いという点で万人におすすめできないものになっています。それなりに費用をかけれるという人はプロバーベル、なるべく費用を抑えたいという人はボウフレックス型という選択になると思います。
まとめ
長い付き合いだしちょっと奮発してプロバーベルを買ってガンガン身体を鍛えるぞ!
家でトレーニング環境が揃えば移動時間も年会費もいらなくなるからメリットがいっぱいあるよ!宅トレで筋肥大を効率化しよう!
可変式ダンベルのおすすめ商品と比較のポイントについていかがだったでしょうか?自宅でのトレーニングは社会人にとってトレーニング時間の確保という点で大きなメリットがあります。
40kgの可変式ダンベルがあればかなり幅広いトレーニングに対応できますし、ダイヤル式にすればウェイトの変更もストレスなくできるため筋肥大がはかどることでしょう。
今回の記事があなたの悩みに少しでも役に立てば私もうれしいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ダンベルを使ったトレーニングメニューの解説はこちら
コメント