こんにちは、サラリーマンボディビルダーのDOKIOです。
仕事をしながらボディビルをしており、社会人とボディビルを両立するための情報を発信しています。この記事ではオールインワンラックを自宅に導入するメリットとオールインワンラックならではの高効率トレーニングを紹介します。
ホームジムにオールインワンラックの導入を考えてるけど、実際オールインワンラックがあっても使いこなせるかな?
パワーラックがあればバーベルトレーニング出来るし、オールインワンラックじゃないと出来ないことってある?
自宅にオールインワンラックを入れることでパワーラックには出来ないバーベル・ケーブル・スミスマシンのスーパーセットが組めるようになるよ!
スペースやトレーニングの目的、金銭的な条件等バックグラウンドにもよるけど私は十分価値がある設備だと思うよ!
オールインワンラックとは
オールインワンラックとはスミスマシンとケーブルマシン、そしてパワーラックが一体となったマシンです。
マルチファンクションラック、マルチラック、○○inラック等呼び方が色々あるのですが、個人的にはほとんど全てのトレーニングが出来るいう意味で最もその機能を表しているオールインワンラックが好みです。
これ一台で多くのトレーニング種目が出来、初心者から上級者まで満足させることが出来るということで、個人のパーソナルトレーナーのトレーニング器具として使われるパターンも多いです。
また私のようにダンベルやバーベルだけでのトレーニングでは満足できなくなった人が、ホームジムをジム相当の環境にするる最強の筋トレ部屋を作るために導入します。
オールインワンラックはホームトレーニーの夢、オールインワンラックを家に置くと家がディズニーランドになります
ちょっと何言ってるか分かんないけど、つまり家の中がテーマパークみたいな楽しい空間になるってことだね
自宅に置くメリット
自宅にオールインワンラックを導入するメリットは様々ですが簡単にまとめるとこんな感じです。
- 早朝だろうが深夜だろうが好きな時に筋トレが出来る
- 筋トレのマシンやパワーラックの順番待ちが必要ない
- どんなに軽い重量でも下手くそでも誰の目も気にならない
- 好きな音楽をかけながら、youtubeを垂れ流しながら筋トレできる
- 家で全身をジムでのトレーニングレベルに鍛えることが出来る
- 移動時間や、靴・ギアなどの荷物の持ち運びが不要になる
- ジムの固定費が不要になる
色々ありすぎて書ききれなかったですが、ぱっと思いつく限りこんな感じでメリットが挙げられます。
要は好きな時間に好きなようにジムレベルの筋トレが出来るようになります。
社会人として感じるメリットは24時間いつで出来る、荷物の持ち運びがいらない、準備等不要ということにメリットを感じています。
仕事前の早朝であったり、夜子供がテレビやyoutubeを見ている隙間時間になど時間の融通が利くのでぱっと出来るときに出来るというのはストレスフリーです。
また私の個人的な性格でもありますが、時間を捻出してジムに行っても混んでいて(特に定時後)マシン待ち、自分のやりたいトレーニングが出来ないことがストレスなのでそれがないのが気持ちいいです。
やりたいと思ったトレーニングがやりたいときに出来る自分の時間をコントロール出来ている実感が私にとっては一番のメリットです。
会社終わりにジムに行くのが面倒な時でも家に設備があれば移動や荷物の手間がなくていいね
仕事終わりにジムに行くのが面倒でも家に揃えればジムに行かない選択肢はなくなるよ、トレーニングとは関係なく家には帰るからね
パワーラックとの違い
自宅にトレーニング環境を構築する際にオールインワンラックと比較の対象になってくるのがパワーラックです。
パワーラックとはバーベルを設置することが出来る台で、スクワットやベンチプレスなどバーベルトレーニングをするために必要な台のことです。
パワーラックもダンベル+ベンチのトレーニング環境では満足できなくなった人の行きつく先ですが、パワーラックはバーベルトレーニングしかできません。
ボディコンテスト系競技者や筋肉をデカくすることが主目的ではなく、筋力を伸ばしたい、スポーツパフォーマンスを高めたいというのが主目的である人にとってはパワーラックでもよいでしょう。
また、ラック内に入ってトレーニングするため、スペース的にはオールインワンラックよりも省スペースになる傾向があります。
家の配置計画を練ってオールインワンラックが入らなかった人もパワーラックに切り替えるという選択肢もありでしょう。値段も物によりますがオールインワンラックよりは安い傾向にあります。
またパワーラックの方がバーベルトレーニングに特化しているため作り自体も堅牢なものが多く、細かい高さ調整できるものも多い等バーベルトレーニングをする上ではかゆいところに手が届いている印象です。
パワーラックのデメリットとしてはケーブルがないので細かい鍛え分けのアイソレーション種目がやや物足りないのと、スミスを使ったハイボリュームなトレーニングも出来ないのでどうしても種目バリエーションが少なくなります。
- 家にオールインワンラックを置くスペースがない
- ケーブルマシンやスミスマシンなどは使わずフリーウェイト中心のトレーニー
- オールインワンラックを買うにはお金が足りない
バーベルトレーニングでも十分全身を鍛えることが出来るし、負荷も十分かけれるので、あとは好みと目的によって決める感じかな
オールインワンラックならではのメリット・出来ること
自宅にオールインワンラックを導入すれば好きな時間に・好きなだけ・十分に全身を鍛えられるということは分かったと思います。
ここではオールインワンラックならではのメリットを紹介します。
オールインワンラックならではの一番のメリットはスミスマシンとバーベルトレーニング、そしてケーブルマシンを組み合わせたスーパーセットが出来るということです。
どういうことかというと、まずスーパーセットととは2種類のトレーニングを連続で行うトレーニングで、例えばアームカールをやったあと休まずフレンチプレスをしてフレンチプレスが終わったら1setというようなトレーニングです。
これをマシントレーニングでやろうとすると二つのマシンを占有してしまうため、ジムでは禁止になっているところも多いです。
またバーベルトレーニングでスーパーセットを組もうとするとウェイトの付け替えやラックの高さ調整等を考えるとパワーラックが2台必要になります。
具体的なケースを考えると、ベントオーバーローイングの後にベンチプレスをやろうと思ってもウェイトを付け替える手間、セーフティ・バーベルの高さの位置調整、ベンチの移動等一つのラック内で行うことは現実的でないことがイメージできるでしょう。
しかし、オールインワンラックならスミスマシン・バーベルトレーニング・ケーブルトレーニングを組み合わせることで一つのマシンでスーパーセットが可能になります。
オールインワンラックならスーパーセットが出来ることは理解したけどスーパーセットが出来るメリットってあるの?
スーパーセットには社会人の悩みの種トレーニング時間の効率化に大きなメリットがあるんだ。スーパーセットが出来るというのがホームジム最大のメリットともいえるほどの効果があるよ!
オールインワンラックを使ったスーパーセット法
スーパーセットのメリット
ずばりスーパーセット法のメリットはトレーニング時間の短縮です。
スーパーセット法は色々なバリエーションがあり、同じ筋群を連続で行うスーパーセットや違う筋群を連続で行うスーパーセット、3種類以上のトレーニングを組み合わせたジャイアントセットなどがあります。
この中でも違う筋群を連続で行うスーパーセットは、一つの筋群を休ませる間に別の筋群をトレーニング出来るため時間を短縮できます。
具体例としてベンチプレスと懸垂のスーパーセットを考えたとき、ベンチプレスで胸筋と三頭筋を使いますが、その後すぐに懸垂を行っても背筋と二頭筋をメインで使うため干渉せずどちらもベストパフォーマンスが出来ます。
どちらもベストパフォーマンスを出せれば別々に行った場合と効果は同じですが、別々に行った場合はセット間に2~3分のレストを挟む必要がありその分時間がかかります。
理論上は半分の時間で出来そうですが実際の効果としては2/3ほどです。ただ、取れニング時間が2/3になるのはかなり大きいです。これは1時間のトレーニングを40分で終わらせることが出来ることを意味します。
つまりリモートワークの昼休みや、浮いた通勤時間に1時間相当のトレーニング、つまり十分なトレーニングが出来るということです。
唯一スーパーセットのデメリットを上げるとすればキツいという点だけです。半分のレストでトレーニングするわけですから筋肉が疲労していないといっても息は苦しいです。
ただトレーニングがきついなんてことは些細なことですので(スーパーセットでなくてもきついもんはきついので)実質デメリットはありません。
社会人トレーニーにとってスーパーセットは筋肥大効果を落とさず時間効率の向上という最大のメリットがあるよ!
バーベル・ケーブル・スミスを組み合わせたスーパーセット
オールインワンラックならジムでも不可能なスーパーセットが可能になります。それがコンパウンド種目のスーパーセットです。
バーベル・ケーブル・スミスをひとつづつ使って組み合わせればよいのでバリエーションがかなり豊富になります。
一般的にスーパーセットをやる場合は器具の制約からダンベルのアイソレーション種目やマシンとダンベルといった組み合わせが多いと思ます。アームカールとプレス系種目といったイメージです。
ところがオールインワンラックならコンパウンド種目でのスーパーセットが組めます。コンパウンド種目とは多くの関節を動員する多くの筋肉を鍛えることが出来るトレーニングです。
スクワットやベンチプレスがコンパウンド種目、アームカールやレッグエクステンションなどがアイソレーション種目です。
例えばバーベルスクワットとスミスベントオーバーロウイング、ベンチプレスとラットプルダウンなどかなり多くの筋肉を短時間で鍛えることが出来ます。
多くの筋肉を使い身体全体を大きくするコンパウンド種目を短時間でたくさんこなすことで更に時間効率を高めることが可能になります。
スーパーセット+コンパウンド種目+全身トレーニングが筋肥大の時間対効果最強トレーニングだよ!
メニュー例
このようにオールインワンラックを使えば、かなり幅広くバリエーションを組むことが出来ますがベンチ使用の有無やケーブルマシンとバーベルラックの干渉等を考えると、なんでもできるわけではありません。
ここでは実際に私がやっているこれらの干渉を受けない実践的なスーパーセットのメニューを紹介します。
皆さんがオールインワンラックを買うときの参考にしてください。
No | バーベル種目 | スミスマシン種目 |
---|---|---|
バーベル×スミス① | スクワット:脚 | ベントオーバーロウイング:背中・二頭筋 |
バーベル×スミス② | ショルダープレス:肩・三頭筋 | 懸垂(スミスのバーで):背中・二頭筋 |
バーベル×スミス③ | ベンチプレス:胸・三頭筋 | アップライトロウ:三角筋 |
No | ケーブル種目 | スミスマシン種目 |
---|---|---|
ケーブル×スミス① | ラットプルダウン:背中・二頭筋 | レッグプレス:脚 |
ケーブル×スミス② | ケーブルロウイング:背中・二頭筋 | ショルダープレス:三角筋・三頭筋 |
ケーブル×スミス③ | アップライトロウ:三角筋 | インクラインプレス:胸・三頭筋 |
ケーブルマシンとバーベルの組み合わせも出来なくはないですが、やはりバーベルラックとケーブルの干渉を考えるとあまり現実的ではありません。
トレーニングの最中は出来るだけトレーニングに集中できる方法を考えよう!
まとめ
よーし!これからは毎日家でスーパーセット祭りだ!
一日24時間は有限だからトレーニングも時間効率を高められるように、色々工夫をしてみよう!
- オールインワンラックを導入すると好きな時間に好きなトレーニングを出来る
- パワーラックと違いバーベル・スミスマシン・ケーブルマシンの種目が出来る
- コンパウンド種目のスーパーセットで筋肥大の時間効率を高められる
自宅にオールインワンラックを置くメリットについていかがだったでしょうか?
オールインワンラックは社会人トレーニーにとって多くの悩みを解決できるポテンシャルを持っています。
ダンベル+ベンチ環境やパワーラック環境よりも価格的には高くつきますが、その分トレーニングを充実することが出来ます。
今回の記事があなたの悩みに少しでも役に立てば私もうれしいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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